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うの俊市-経常収支比率を経年的に見る(#2 経常収支比率) その22

経常一般財源等・経常経費充当一般財源等の推移
【計算式】経常一般財源比率=経常一般財源÷ 標準財政規模× 100
この数値が100 を超えるほど歳入構造に弾力性が出て、財政運営の自主性が
確保できるようになります。

経常収支比率も経年的動向を分析することが必要です。

玉野市を分析しました。

まず、決算カードから26年間の経常経費一般財源等、経常経費充当一般財源等の
推移をみました。それが、上のグラフです。経常一般財源等から経常経費充当一
般財源等の差額が大きいほど投資的経費に充てる余裕が大きいということです。

逆にその部分の幅が小さくなればなるほど、経常収支比率の数値が上がって
いくことが分かります。
グラフから玉野市の経常収支比率は26 年間で鮮やかに上昇していることが
分かります。
さらに(1)70 %の1989(平成元)年から1993(平成5)年度の頃と、(2)80%代の
1997(平成6)年代から2000(平成12)年、(3)経常収支比率が90~ 100%代をキープして
いる2001(平成13)年以降の3つの時代に分けられます。

なぜ、経常収支比率が上昇したのでしょう。

表から分かることは、

①経常一般財源等が2000(平成12)年代まで右肩上がりで
あったのが、この年に150 億円台で頭打ちとなっているにもかかわらず、
経常経費充当一般財源等については、一貫して上昇していることです。

②2000 年度以降、経常一般財源等が乱高下しながら、再び上昇していますが、
経常経費充当一般財源等も緩やかなカーブになりながらも、上昇していきます。

なぜ、経常経費充当一般財源等が上昇してきたかのでしょうか。

玉野市の経常収支比率は図表のグラフから分かるように1989(平成元)年~ 1993
(平成5)年の間を除いて、特に2002(平成15)年からは100%を上回るという比率で
推移していて、投資的余裕がありません。

1983(昭和58)年度から2008(平成20)年度までの26 年間の経常収支比率をみてみました。
人件費については過去26 年間のうち1992(平成4)年度から30 %以下で推移しています。
図表から分かるように経常収支比率を高めているのは物件費、補助費等と繰出金、
扶助費といえます。

物権費は1995(平成7)年以降10%以上、補助費等は2003(平成15)年以降10%以上、
繰出金は1998(平成10)以降10%以上、扶助費も2003(平成15)以降10%をそれぞれ超え
右肩上がりで推移しています。今後の財政運営上どうしても見直さなければならない
経費といえます。

※グラフ参照
玉野市の人件費に関する経常収支比率 その17
(経常一般財源決算額と標準財政規模に占める割合の推移)
経常一般財源・経常経費充当一般財源の推移 その18
経常収支比率の推移 その19
玉野市議会議員うの俊市の玉野市財政白書より

  • Posted at 07:32:07 by うの俊市(2011-04-09 (土))

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