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うの俊市-わが町は余裕のある財政なの?(#1 経常収支比率) その20

経常収支比率という言葉は、マスコミや選挙での財政問題の争点に使われる
指標です。この経常収支比率は財政の弾力性を表すものと説明され「地方財
政のエンゲル係数」とも表現されます。

そこで、上記の玉野市の図表を元に経常収支比率を説明いたします。

【計算式】経常収支比率= ②経常経費充当一般財源等(133億円) ÷
        ①経常一般財源等(130億円) × 100 = 102.4%

経常収支比率の目安として、
70 ~ 80 %適正、
80 ~ 90 %弾力性をやや欠く、
90 ~ 100 %弾力性を欠く、
100 %以上硬直化=新たな投資的経費がないとされています。

いつも必ず入ってくるお金(「①経常一般財源等」自治体の裁量で自由に使える
財源のことで、目的税を除いた地方税である法定普通税(市民税や固定資産税)や
普通交付税が中心)です。

2008(20)年度は玉野市は歳入総額約216 億円のうち、約130 億円が経常一般財源と
なっています。

これに対し、どうしても一般財源から支出しなければならないお金
(「②経常経費充当一般財源等」は、歳出の段階で「経常経費を
経常一般財源等で充てた額」)の割合が経常収支比率です。

歳出は経常的経費と臨時(政策)的経費に分かれます。

経常経費は、人件費や扶助費など毎年必ず支出しなければならない経費の
ことをいいます。

その経常経費を「①経常一般財源等」で充てる額を「②経常経費充当一
般財源等」といいます。

2008(平成20)年度の玉野市の決算カード(図表)を見ると、約133 億円が
経常経費充当一般財源等となります。
ですから、経常経費比率のそれぞれの数字を当てはめ、約133 億/約130 億円に
100 を掛けると経常収支比率の値(102.4 %)となります。

「経常収支比率の目安」を参考にすると、玉野市の経常収支比率は硬直化して
いることになります。つまり、新たな投資的経費がないということになります。
そこで、玉野市は財政計画をきちんと行って、将来の計画を市民に明確に示す
必要があります。

玉野市議会議員うの俊市の玉野市財政白書より

  • Posted at 07:13:08 by うの俊市(2011-04-09 (土))

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